
当記事では、10代で若ハゲになる原因から若ハゲの見分け方、はげ始めのサインを解説しています。
10代でもできる若ハゲ対策や予防法、若ハゲでもかっこいい10代20代におすすめのヘアスタイルもまとめているので、薄毛や抜け毛が気になる10代の高校生・大学生や若ハゲが辛いと悩んでいる方は参考にしてくださいね。
目次
10代で若ハゲになる原因とは?高校生や大学生、20代の薄毛の割合

10代で若ハゲになってしまうのはどうしてなのでしょうか?まずは、考えられる10代の若ハゲの原因について解説します。
10代の若ハゲは病気?若年性脱毛症やAGAの遺伝について
10代が若ハゲになる原因には、主に次の4つが考えられます。
- 偏食・睡眠不足など生活習慣の乱れ
- 間違ったヘアケア
- 自立神経やホルモンバランスの乱れ
- 病気によるもの

生活習慣やホルモンバランスの乱れ、誤ったヘアケアを続けると、抜け毛や薄毛の原因になると考えられます。
特に10代は男性ホルモンが増え始める時期なので、急激な男性ホルモンの変化によって抜け毛が増えるケースも指摘されています。
「ストレスではげる」という言葉がありますが、ストレスは若ハゲの直接の原因にはなりません。しかし、ストレスは薄毛にも関係しています。
ヒトには自律神経という生命を維持するための神経回路があります。
自律神経には、活動・緊張させる「交感神経」とリラックスさせる「副交感神経」があり、通常はバランスを取りながら働きます。
しかし、ストレスを受けると交感神経が優位になり血管が収縮します。すると、頭皮の毛細血管の血流量が減って毛根まで栄養が届かなかったり、皮脂が過剰に分泌されて頭皮環境が悪化し、抜け毛が増えるのです。
この他にも、ストレスが引き金となって脱毛症になる可能性もあります。

10代で発症する脱毛症には、円形脱毛症や脂漏性脱毛症、ひこう性脱毛症、AGAや若年性脱毛症などがあります。
疾患 | 特徴 | 原因 |
---|---|---|
円形脱毛症 | 10円玉サイズや帯状に毛が抜ける。 | 不明 (自己免疫やストレス、遺伝によるとされる) |
脂漏性脱毛症 | 皮脂が過剰に分泌されることで菌が増え、抜け毛が増える。 | ・ホルモンバランスの乱れ ・誤った頭皮ケア ・脂分が多い食事 など |
ひこう性脱毛症 | 頭皮にかゆみがあったり、細かなフケを伴う脱毛症。 | ・ホルモンバランスの乱れ ・誤った頭皮ケア ・ストレス など |
AGA 若年性脱毛症 |
ヘアサイクルが乱れて髪が太くなる前に抜けてしまう進行性の脱毛症。 | ・遺伝 ・ストレス ・生活習慣の乱れ など |
これらのうち、丸く脱毛していく円形脱毛症や頭皮が湿ったようにべたつく脂漏性脱毛症、細かなフケが多量に出るひこう性脱毛症は自分でも判断しやすいと思いますが、特に目立つ症状がなく、「抜け毛がどんどん増える」「頭皮が透ける範囲がひろがった」という場合はAGAや若年性脱毛症の可能性があるでしょう。

AGA | 若年性脱毛症 |
---|---|
一般的に30代から進行 | 10代・20代から進行 |
悪玉男性ホルモンが毛根の受容体と結合してヘアサイクルを乱す |
AGAと若年性脱毛症は発症する時期によって呼び名が異なりますが、原因や症状は同じです。
どちらも髪の成長サイクルが乱れることで抜け毛が増える脱毛症ですが、原因は男性ホルモンの量だけでなく、脱毛因子を受け取る受容体の感受性によっても変わります。この感受性の高さは遺伝によって決まっているため、「若ハゲは遺伝する」と言われているのはそのためです。
何歳から若ハゲ?20代・10代のAGAの確率
一般的に「若ハゲ」は、30代以下で薄毛を発症した場合に用いられます。
また、AGAや若年性脱毛症は思春期以降なら発症リスクがあることからも、思春期以降から30代以下の薄毛は総じて「若ハゲ」と言えるでしょう。

AGAを発症する確率は、10代はきちんとしたデータがないため不明ですが、20代は約10%※と言われています。
また、発症する確率は年齢とともに高くなる傾向が指摘されているため、10代でAGAを発症する確率は数%〜10%未満と考えられます。
それに加え、10代・20代でAGAを発症した場合は40代以降に発症した場合と比べて進行がより早いとされるので、なるべく早めに対策を始めると良いでしょう。
10代の若ハゲの基準とはげ始めのサイン

続いて、10代の若ハゲの基準とハゲ始めのサインについて解説します。
若ハゲの見分け方は?抜け毛の量と薄毛セルフチェック
自分が若ハゲかを見分けるには、抜け毛や髪・頭皮の状態をチェックしてみましょう。
次の項目をはい・いいえで答えてください。右側の答えに当てはまる数が多いほど若ハゲのリスクが高いと言えます。

シャンプー時の抜け毛が60本未満 | はい | いいえ |
---|---|---|
1日の抜け毛が100本未満 | はい | いいえ |
髪の根元が「マッチ棒」のような形をしている | はい | いいえ |
髪が細くなった | いいえ | はい |
生えている髪より抜け毛が短い | いいえ | はい |
(生え際・つむじ・頭頂部など部分的に) 頭皮が透ける範囲が広がってきた |
いいえ | はい |
前よりヘアセットしにくくなった | いいえ | はい |
頭皮の色は? | 青白い・肌色 | 赤っぽい |
生活習慣が乱れがち | いいえ | はい |
家族や親戚に薄毛の人がいる | いいえ | はい |
正常な抜け毛の量は1日およそ50本~100本と言われています。しかし、枕についている髪やドライヤー後の抜け毛が多い、抜け毛が細い/短い毛ばかりという場合は、薄毛を発症している可能性があります。

また、つむじや分け目は髪が倒れやすいので元々頭皮が透けやすいのですが、ドライヤーを使っていつもと違う方向に髪を立ち上げると地肌が目立ちにくくなります。
しかし、それでも頭皮が目立ったり、髪にハリがなくてセットしにくくなったり、透けて見える頭皮が赤いと、若ハゲが進行している可能性があります。
・枕や床に落ちている抜け毛がとても多い
・細い・短い抜け毛が増えた
・髪のボリュームが減った
・髪がセットしにくくなった/キープしにくくなった
・地肌が見える範囲が広がってきた
これらは若ハゲが進行し始めたサインの可能性があるので、なるべく早めに対策を始めましょう。
【10代でも起こり得る若ハゲの症状・パターンをチェック】
>>生え際後退は勘違いか見分け方とサインを解説!大学生や女性の前髪後退の原因も調査>>つむじはげは思い込み?基準や正常なつむじとの違い、頭頂部はげの治し方を解説
若ハゲは治らない?10代で頭頂部・生え際の薄毛が気になったら
若ハゲは10代にとって辛い悩みですし、治らないかも…と心配にもなりますよね。
しかし、若ハゲはなるべく早く対策を始めることで進行を止められる可能性があります。
例えば、病気による薄毛は薬を一定期間続けたり、誤った頭皮ケアによる抜け毛はやり方を見直すことで改善することができるでしょう。若ハゲの原因によって適切な対策や治療は異なりますが、シャンプーや生活習慣の見直しといった基本的な対策は若ハゲの原因に関わらず有効ですから、まずは自分でできる若ハゲの対策を始めてみましょう。
10代で若ハゲを進行させないための予防法と対策

ここからは、10代の高校生・大学生でもできる若ハゲの予防法や対策をご紹介します。
若ハゲは10代20代とも生活習慣・頭皮環境を整えよう
若ハゲの予防・対策には、まず生活習慣と頭皮環境を整えることが大切です。特に、髪に必要な栄養を補給する食事と、頭皮環境を整えるヘアケアはしっかり見直しましょう。
10代20代ともに、髪に必要な栄養は同じです。若ハゲ対策で摂取したい食べ物と、毎日は摂らないように注意したい食べ物をまとめたので、覚えておきましょう。
髪に良い食べ物 | 髪に悪い食べ物 |
---|---|
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○ たんぱく質(鶏肉・大豆製品など) ○ ビタミンB群(納豆・ナッツ類・のり・にんにくなど) ○ ビタミンC(キウイ・ブロッコリー・みかんなど) ○ビタミンE(アーモンド・アボカドなど) ○ 亜鉛(牡蠣・レバー・卵など) |
× 脂肪分が多いもの(とんかつ・唐揚げなど) × 糖分が多いもの(チョコ・ジュースなど) × 塩分が多いもの(ラーメン・スナック菓子など) × 刺激が強いもの(キムチ・カレーなど) × カフェインを多く含むもの(エナジードリンク・コーヒーなど) |
髪の主成分「ケラチン」の材料になるたんぱく質や、ケラチンの合成をサポートする亜鉛などのミネラル、血行促進や新陳代謝を活発化させるビタミン類は積極的に摂取しましょう。
反対に、脂肪分・糖分・塩分が多い食事は頭皮環境の悪化につながるため、続けて摂取しないように調整しましょう。
また、食事の取り方にも注意しましょう。朝ごはんは抜かずに三食しっかり食べるほか、暴飲暴食でカロリー過多にならないようにしてくださいね。
若ハゲに悩む10代20代向けに、身近なコンビニで買える若ハゲ予防におすすめの食べ物をご紹介します。「食生活を改善したいけど、何を買えばいいか分からない」という方は参考にしてみてくださいね。
・サラダチキン
・納豆
・ゆで卵
・ビーフジャーキー
・豆腐の味噌汁
・海藻サラダ
・ひじきのサラダ
・バナナ
・ミックスナッツ
・飲むヨーグルト
・玄米おにぎり など

若ハゲの予防や対策には、正しい方法でシャンプーしたり頭皮マッサージを取り入れることも有効です。それぞれの具体的なやり方とポイントをご紹介します。
シャンプーで気を付けたいポイントをまとめました。
1.シャンプー前にブラッシングする
髪のもつれをほどき、汚れも落ちやすくなります。
2.シャワーで約3分予洗いする
しっかり予洗いすることで皮脂が落ち、シャンプーが泡立ちやすくなります。
3.シャンプーは泡立ててから洗う
シャンプーを行う際には指先ではなく、指の腹で優しく洗いましょう。
4.しっかりすすぐ
すすぎ残しは皮膚トラブルの元になるので、しっかりすすぎましょう。
5.必ずドライヤーで乾かす
雑菌を繁殖させないためにも、自然乾燥ではなくドライヤーで乾かしましょう。

また、シャンプーは肌タイプに合ったものを選ぶのもおすすめです。シャンプーの成分表に記載されている洗浄成分を見て、自分の肌タイプに合ったものを選んでみましょう。
肌タイプ | 乾燥肌 | 普通肌 | 脂性肌 |
---|---|---|---|
おすすめの系統 | ベタイン系 アミノ酸系 |
アミノ酸系 | オレフィン系 高級アルコール系 |
成分名 | ○○ベタイン、ラウラミド○○ココイル○○、ラウロイル○○など | ココイル○○、ラウロイル○○など | ○○スルホン酸、ラウリス○○、ラウレス○○、○○硫酸など |
10代の若ハゲ対策には頭皮マッサージも取り入れてみましょう。
頭皮マッサージをする時は、髪を強く引っ張ったり爪を立てたりしないように気をつけてください。力は入れなくて良いので、全体で2分を目安にマッサージします。

両手で頭全体を包むようにつかみ、指に圧をかけてマッサージします。この時、指で皮膚をこすらないように気を付けましょう。

頭のてっぺんにある少しへこんだ部分は「百会(ひゃくえ)」というツボなので、両手の中指を使って5〜10秒ほど押してみましょう。
また、頭の付け根の左右にある少しくぼんだ部分のツボ「風池(ふうち)」は血流が良くなるので、ここも5〜10秒ほど押してみましょう。

手のひらの付け根をこめかみ〜耳の上あたりに置き、両側から頭をはさむように圧力をかけてマッサージします。勉強や長時間のスマホで目が疲れているときにもおすすめです。
この他の10代の若ハゲ対策として、7〜8時間は睡眠をとるように調整したり、運動や趣味などでストレスを解消するなど、生活習慣全般を見直すことも大切です。
一度に全部変えるのは難しいと思いますので、取り組みやすいものから1つずつ始めてみてくださいね。
若ハゲに悩む10代や高校生も使える育毛剤とサプリの成分
すでに10代で若ハゲが進行し始めている場合は、先ほどご紹介した生活習慣の見直しに加えて育毛グッズを活用するのも一つの方法です。そこで、10代や高校生でも使える育毛剤やサプリについてまとめました。
育毛剤は、今生えている髪を太く健康に育てることが期待できます。育毛剤を選ぶときは、成分や使い方、金額をチェックしましょう。

市販の医薬部外品の育毛剤には、有効成分が含まれています。期待できる効果ごとの有効成分は次の通りです。
髪を育む | トランス-3,4′-ジメチル-3-ヒドロキシフラバノン(T‐フラバノン) パントテニルエチルエーテル アデノシン ペンタデカン酸グリセド Dーパントテニルアルコール など |
---|---|
頭皮環境を整える | パントテニールエチルエーテル グリチルリチン酸2K ピラクトン オラミン 酢酸トコフェロール イソプロピルメチルフェノール など |
髪にハリを与える | ニコチン酸アミド など |
巡りを良くする | L-アルギニン センブリエキス イチョウ葉エキス ナイアシンアミド など |
育毛剤を選ぶときは、配合成分と自分の悩みが合ったものを選ぶのがおすすめです。

育毛剤はボトルの形状によって使い方も異なります。主な育毛剤のタイプと使い方をチェックしてみましょう。
ノズルタイプ | スプレータイプ | ミストタイプ |
---|---|---|
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頭皮に直接塗るので、しっかり行きわたります。 | 炭酸ガスの力で噴きつけるので、ピンポイントで塗布できます。 | 一定量の育毛剤を中〜広範囲に吹き付けます。 |
塗布後に指でなじませる | 手のひらや指で抑える | 数プッシュごとに指でなじませる |
育毛剤の中には独特な香りがするものもあるので、周囲に知られたくない場合は無香料の育毛剤を選ぶと良いでしょう。
また、育毛剤は半年以上続けることが推奨されているので、続けやすい金額の育毛剤を選ぶことも大切です。
10代や高校生が若ハゲ対策にサプリを使う場合は、日頃の食事で補いきれない栄養を付け足すイメージで用いるのがおすすめです。
肉・魚・大豆製品が足りていないと感じるならケラチン・アミノ酸(シスチン、ロイシン、L‐リジン)・コラーゲンを、ミネラルが足りていないなら亜鉛、野菜や果物などのビタミン類が足りていないならビオチンや各種ビタミンのサプリを用いると良いでしょう。

10代20代の、各栄養素の1日あたりの推奨摂取量は次の通りなので参考にしてみてください。
タンパク質 | 亜鉛 | ビタミンB2 | ビタミンB6 | ビタミンB12 | ビタミンC | ビタミンE |
---|---|---|---|---|---|---|
65g | 11㎎ | 1.6㎎ | 1.4㎎ | 2.4μg | 100㎎ | 6㎎ |
ただし、育毛剤は生えている髪を育てる効果、サプリは栄養を補助するためのものなので、どちらも髪を新たに生やす効果はありません。髪を増やして若ハゲを改善したい場合は、専門の医療機関に相談するのがおすすめです。
若ハゲの原因がAGAだった場合、クリニックによっては一定の年齢を超えていないと治療できないことがあります。医療機関を受診したいなら、10代や高校生でも相談できるか事前に確認しておきましょう。
若ハゲでもかっこいい10代20代のメンズ髪型と薄毛が目立つヘアスタイル

10代の若ハゲの対策として、髪型を変えるのもおすすめです。髪型で若ハゲを自然に隠したい時は次の4つを意識しましょう。

- 必要以上に髪を伸ばさない
- 定期的にカットする
- 清潔感を重視する
- 洗髪後はドライヤーで髪を根元から立ち上げる
ここからは、若ハゲでもかっこいい10代20代におすすめの髪型をご紹介します。美容室でオーダーする時のポイントも紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
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全薄毛タイプにおすすめなのが、ショートスタイルです。 薄毛部分と髪にボリュームがある部分がなだらかになるようにカットしてもらう事で、若ハゲが目立ちにくくなりさわやかな印象になります。 |
【美容室でオーダーする時のポイント】 サイドを短く、トップにボリュームが出る縦長のシルエットになるようにオーダーしましょう。 頭頂部が気になる方は、頭頂部の周りの毛の長さや量を調整して薄毛の部分をカバーしてほしいと伝えるのがおすすめです。 |
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サイドパートショートは、つむじや頭頂部の若ハゲが気になる方におすすめです。 サイドや襟足は短く、トップの髪は7:3や8:2に横分けにして流すヘアスタイルです。 |
【美容室でオーダーする時のポイント】 サイドパートショートはトップやサイドの長さによって印象が変わるので、事前にイメージを固めてからオーダーしましょう。 また、若ハゲが目立ちにくい分け目の向きや、髪のセット方法についても担当の美容師の方に聞きましょう。 |
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ショートマッシュは、髪の厚みが出るまで全体的に短くカットするヘアスタイルで、生え際が気になる方におすすめです。 ただし、髪が長いと髪が割れて頭皮が露出しやすくなるので注意しましょう。 |
【美容室でオーダーする時のポイント】 全体的なボリュームを重め/軽めにするかや、前髪の長さ、襟足の刈り上げの有無をあらかじめ決めておきましょう。 もしイメージにぴったりの画像があったら、それを提示するのもおすすめです。 |
薄毛タイプに関わらず、薄毛が目立つのは髪が長いヘアスタイルです。
× 長めのセンターパート・サイドパート
× 長めのマッシュ など
薄毛が気になる部分は隠したくなると思いますが、無理やり隠すと不自然な印象になったり、隙間から地肌が見えて余計に悪目立ちしてしまいます。
若ハゲを自然に隠すには薄毛のタイプに合った髪型を選ぶことはもちろん、さらにかっこよく見せるには清潔感が大切なので、髪をセットしたりこまめにカットするようにしましょう。
若ハゲは10代の女性や中学生にも起こるか

最後に、若ハゲは10代の高校生・大学生だけでなく10代の女性や中学生にも起こるかまとめました。
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若ハゲは10代の女性にも起こる?
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10代女性も若ハゲになる可能性があります。
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中学生が若ハゲになる理由は?
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生活習慣の乱れやストレス、遺伝、ホルモンバランスの乱れなどで起こると言われています。
10代の男性と同じく、10代女性も生活習慣やストレス、誤った頭皮ケア、疾患などによって若ハゲになるリスクがあります。
また女性の場合は、髪をきつく縛り続けることで部分的に髪が抜けてしまう「牽引性脱毛症」が起こる可能性もあります。ただ、牽引性脱毛症は髪型を変えると改善することができるので、気になったら髪型を変えてしばらく様子をみましょう。

若ハゲの原因は10代の高校生・大学生と同じで、栄養不足・睡眠不足・運動不足やストレス、間違った頭皮ケアが原因とされています。また、中学生は成長期の真っ只中でもあるのでホルモンバランスの乱れから若ハゲを発症するケースもあるでしょう。
中学生の若ハゲ対策は、先ほどご紹介した方法を中心にコツコツ試してみましょう。
若ハゲを10代のうちに治したいなら、なるべく早めに対策を始めることが大切です。
今回ご紹介した通り、自宅で・自分でできる対策もありますし、サプリや育毛剤といったグッズを使って若ハゲ対策もできます。18歳以上なら病院での治療も選択できるので、無理のない範囲でできる若ハゲ対策を行ってみましょう。
AGA治療を行うクリニックの中には、若ハゲが気になっている10代の方のカウンセリングや相談に対応しているクリニックもあるので、悩んでいる方は相談から始めてみてくださいね。