鏡を見て、おでこの上の部分の毛量が少なく見えると、これ以上悪化しないのか心配になりますよね。
U字ハゲの原因には、生活習慣やストレス以外にも、進行性の脱毛症のAGAである可能性があります。
M字ハゲとO型ハゲが複合しており、薄毛の進行度が高いため、早めのAGA治療が必要です。
この記事では、U字ハゲの治し方、具体的な原因、セルフチェック方法などについて解説します。
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U字ハゲは薄毛がかなり進行している状態
「U字ハゲ」とは、後述しているM字ハゲとO字ハゲの複合タイプを指しています。
おでこの周りの生え際が後退し、頭頂部の薄毛も同時に進行して、アルファベットの「U」を描いている状態です。
以下は典型的なU字ハゲになるまでの流れです。
つまり、薄毛が広範囲に及び、症状が深刻です。
U字型以外に2つのタイプに分けられる
U字ハゲの前段階として、2種類のアルファベットを描いている薄毛が存在します。
それぞれの薄毛について見ていきましょう。
M字ハゲ
M字ハゲとは、おでこの周りの左右の生え際が後退し、Mを描くことからこのように呼ばれています。
おでこの両サイドが頭頂部に向かってハゲていくため、進行するほどU字ハゲの曲線を描き始めます。
O字ハゲ
O字ハゲとは、頭上から見て円を描くように薄毛が広がっている状態です。
円状の形をしていることから、O字ハゲ、てっぺんハゲ、つむじハゲなどと呼ばれています。
主観では視界に入りにくい部位のため、指摘されるまでは気付きにくい症状の一つです。
以上がアルファベットを描くタイプの薄毛です。
いずれもAGAのような進行性の脱毛症の可能性があるため、鏡やスマートフォンカメラで早めに気付くことが大切です。
AGAは薄毛の進行度合いが重いほど、治療や費用を要します。
早めにAGA治療を開始することがカギとなるので、まずはオンラインAGAクリニックで診断してもらうことをおすすめします。
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U字ハゲか判断できるセルフチェック法
U字ハゲかどうかを判断するには、以下の3点を確認しましょう。
それぞれの項目について説明します。
1.額の広さ
おでこの左右をチェックすることから始めましょう。
U字ハゲは、M字ハゲと同様に額の両サイドが後退していくためです。
具体的なチェック方法は以下の通りです。
|
一般的な定義では、健康的な額の幅は「生え際が親指から人差し指にかかる程度」と言われています。つまり、「4本目の人差し指を超えている」ことが判断基準です。
判断するときは鏡での目視が重要です。鏡を使って毎回確認することで、薄毛の進行度に気付きやすくなるでしょう。
定期的なチェックが薄毛の進行度を把握するのに役立ちます。
2.髪の太さとハリ
髪質は髪の健康状態を測るバロメーターといえます。なぜなら、脱毛症になるとヘアサイクルが乱れ、髪の太さやハリが失われるからです。
髪に必要な栄養不足や血行不良も原因の一つです。
明らかに以前よりも髪質が悪いと感じる場合は、ハゲる前兆と考えて間違いありません。
頭頂部に産毛が集中している方は要注意です。
3.つむじの広さ
冒頭でお伝えした通り、「M字ハゲ+O字ハゲ」がU字ハゲです。
AGAの場合、額の両サイドと頭頂部が同時に進行している恐れがあります。
気付きにくい部位であるため、既に進行していることもあります。
誰かから指摘されることも少なく、自分自身でチェックする必要があります。
つむじの確認は、カメラで頭頂部を撮影するのが最も簡単です。定期的につむじを撮影し、進行具合を判断材料にしましょう。
U字ハゲの原因
U字ハゲの原因は以下の通りです。
それぞれの項目について解説します。
AGA(男性型脱毛症)
U字ハゲの原因は、AGAが多いといわれています。
AGAにより、おでこの周辺とつむじのヘアサイクルが乱れ、U字ハゲに発展する可能性が高くなります。
AGAの発症メカニズムは以下の通りです。
- 男性ホルモン(テストステロン)が5αリダクターゼ酵素と結合
- 結合するとジヒドロテストステロンに変化
- ジヒドロテストステロンが毛乳細胞に取り込まれる
- 脱毛因子が増えて薄毛が進行
U字ハゲは、おでこの周辺やつむじに脱毛因子が増えている状況です。
特に、5αリダクターゼ酵素のⅡ型は前頭部や頭頂部に多く存在するため、注意が必要です。
ストレスの増大
ストレスが増大すると自律神経が乱れ、頭皮の血管が収縮し、その結果として栄養不足に陥るため注意が必要です。
さらに、ストレスによってストレスホルモン「コルチゾール」が分泌されます。
このコルチゾールへの対処で血液中の栄養素が消費されるため、髪に必要な栄養が不足してしまいます。
このように、ストレスは育毛に害を与える要因の一つです。
生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れは、U字ハゲと関連しています。理由は、日々の習慣が毛髪に影響を与えるためです。
睡眠不足が良い例で、十分な睡眠時間を確保しないと髪の成長に必要な成長ホルモンが不足します。
寝不足は仕事のミスを増やし、結果としてストレスが蓄積する原因にもなります。
運動不足は血行不良から、栄養の流れを滞らせてしまいます。
生活習慣 | 育毛への悪影響 |
---|---|
運動不足 | 血行不良から髪の栄養供給がストップする |
睡眠不足 | 成長ホルモンを減少させる、不注意からのミスが増え、ストレスが蓄積される |
喫煙 | 血管収縮、ビタミンCを破壊する |
過剰な飲酒 | アルコールの分解にアミノ酸が消費される |
このように、乱れた生活習慣は頭皮環境になんらかの悪影響を与えているのです。
食生活の乱れ
食生活の乱れは、育毛にも悪影響を及ぼします。
髪は「ケラチン」というタンパク質で形成されており、その合成にはアミノ酸や亜鉛などが必要です。
これらの栄養素は食事から摂取されるため、食生活が乱れると栄養不足に陥ります。
食生活を整えることは、髪の材料を集めることと同じです。
食事と一緒にお酒を飲むと、アルコール分解に栄養素が使われてしまいます。このように、食生活は育毛にとって非常に重要です。
間違ったヘアケア
ヘアケアを誤ると、薄毛リスクが高まります。そのため、髪や頭皮を守るためには正しいヘアケアが不可欠です。
以下のようなヘアケアは、薄毛を助長しかねないため注意が必要です。
|
ヘアケアは幅広く、髪と頭皮の健康を保つためには慎重なアプローチが必要です。
5αリダクターゼは生え際と頭頂部に多く存在する
おでこの生え際や頭頂部に起こるハゲには、5αリダクターゼの分布が関係しています。
5αリダクターゼには、I型とII型が存在し、影響を及ぼす範囲が異なります。
以下のような性質の違いがあるため、「Ⅱ型」の方がU字ハゲの原因になりやすいと考えられるでしょう。
5αリダクターゼのタイプ | 影響する部位 |
---|---|
Ⅰ型 | 全身の体毛の皮脂腺 |
Ⅱ型 | 生え際や頭頂部の毛乳頭細胞 |
さらに、遺伝でも5αリダクターゼの活性度が引き継がれることから、親族がU字ハゲであれば遺伝する確率が高いです。
U字ハゲを治すための治療法
U字ハゲを治療する方法は主に以下の2つです。
それぞれ解説します。
AGA治療
AGA治療は、専用の薬を用いて「5αリダクターゼ酵素の阻害」を行い、U字ハゲの進行を抑える一般的な方法です。
使用できる薬や成分は次の3つがあります。
薬/成分 | 効果 |
---|---|
フィナステリド (抜け毛の抑制) |
5αリダクターゼの阻害 |
デュタステリド (抜け毛の抑制) |
5αリダクターゼ(Ⅰ型・Ⅱ型)の阻害 |
ミノキシジル (発毛促進) |
血管の拡張と髪の成長因子の増加 |
前述した通り、おでこの周辺と頭頂部のハゲが併発している場合、5αリダクターゼII型の影響が強いです。
そのため、デュタステリドのようなハゲの進行を予防する薬が処方されます。
U字ハゲの範囲が広い方は、
- デュタステリド+ミノキシジル
- フィナステリド+ミノキシジル
このように、「抜け毛の抑制+発毛促進」の両方を処方されることもあります。
メソセラピー
メソセラピーは、髪の成長因子を直接注射器で注入する方法です。多くの場合、治療薬と併用され、患者の状態に合わせて成長因子が注入されます。
メソセラピーで使用される薬剤は以下の通りです。
成分の種類 | 作用など |
---|---|
成長因子IGF-1 | 毛髪の細胞分裂を活性化し毛髪の成長を促進する |
成長因子VEGF | 毛細血管を増やして栄養供給を増やす |
成長因子bFGF | コラーゲンやエラスチンの合成をサポートする |
ミノキシジル | 血管の拡張により、血流を改善する |
コエンザイムQ10 | 毛髪の成長を促進し、抗酸化作用により血管の健康を保つ |
ヒアルロン酸 | 頭皮を保湿し、余分な皮脂の分泌を抑制する |
銅ペプチド | 男性ホルモンの産生を抑制し、薄毛の進行を防ぐ |
ただし、薬剤はクリニックが独自に決定しているため、希望する成分の薬剤があるとは限りません。
メソセラピー自体を取り扱っていないクリニックもあるので、希望する方はホームページをよく確認しましょう。
U字ハゲの治療と合わせてやりたいこと
U字ハゲの治療と合わせてやりたいこととして、以下の5つがあります。
それぞれの項目について見ていきましょう。
1.U字ハゲを隠す
U字ハゲは広範囲の薄毛であるため、改善には時間がかかります。
隠す方法がいくつかあるので紹介します。
ウィッグを使う
抵抗がある方もいますが、U字ハゲを隠すためにウィッグを使うのも選択肢の一つです。
ウィッグの利用には次のようなメリットがあります。
|
「頭から外れるかもしれない」という心配には、接着剤で固定する方法や他の髪に結びつける方法で対処できます。
ウィッグは一般的にカツラというイメージが強いかもしれませんが、手のひらサイズを使用すれば、抵抗感なく利用できます。
人毛に近い加工のウィッグが増えているため、「自毛と馴染むのか」「周りに気づかれると気まずい」という心配はあまり必要ありません。
帽子を被る
U字ハゲを隠す際には、帽子の着用もおすすめです。
帽子をかぶることで頭皮を直接隠せることはもちろん、機能性が高い帽子を選ぶことで、直射日光や外部刺激から頭部を保護する役割も担えます。
例えば、メッシュタイプのキャップやニット帽(ビーニー)などがおすすめです。
長時間帽子をかぶる場合、頭皮が蒸れて雑菌が増える可能性があるため、通気性が良いものを選びましょう。
ヘアスタイルで清潔感を出す
薄毛の範囲が広いU字ハゲの場合、ヘアスタイルで無理やり隠そうとすると違和感が生じてしまいます。
そこでおすすめの髪型は、あえて隠さずに清潔感を追求した髪型がおすすめです。
具体的には以下のヘアスタイルが良いでしょう。
|
シンプルな短髪スタイルを選ぶことで、髪の濃淡を調整してU字ハゲをうまくカバーしましょう。
2.ストレスを管理する
ストレスを管理する際には、以下の2つのポイントが重要です。
- ストレッサーから距離を置く
- コーピングのレパートリーを増やす
解説します。
ストレッサーから距離を置く
ストレスの原因から距離を置くことが最も重要です。
多くの人が仕事のノルマや人間関係から大きなストレスを感じています。
令和4年に厚生労働省が発表した労働安全衛生調査によれば、「仕事や職業生活で強い不安やストレスを感じる事柄がある」と答えた労働者の割合は82.2%です。
そのため、現代人は社会的ストレッサーへの対処が必要です。
以下では、社会的ストレッサー以外の要因も含め、ストレスの影響を受けている可能性がある項目をまとめています。
ストレッサーの種類 | 分類される刺激 |
---|---|
物理的ストレッサー | 騒音、温度変化、振動、光の明るさの変化 |
化学的ストレッサー | 化学物質、有害物質、たばこの煙、臭い |
生物的ストレッサー | ウイルス、細菌、アレルゲン、ハウスダスト、動物との接触 |
心理的・社会的ストレッサー | 仕事のストレス、人間関係の摩擦、経済的なストレス、社会的孤立感 |
日常を振り返り、大きなストレスを感じる要因を発見したら、その原因から距離をおけないか解決策を考えてみましょう。
コーピングのレパートリーを増やす
コーピングとは、ストレスを感じた際の対処法を指します。
この用語はもともと、アメリカの心理学者ラザルスが提唱しているメンタルヘルス用語として使われていました。
コーピングの利点は、ストレス対策をリスト化し、すぐに対処できる点です。以下はコーピングの具体例です。
コーピングの例 | 行動 |
---|---|
マインドフルネス | 呼吸に集中し、現在の瞬間に意識を向ける |
エクササイズ | ジムに通う、サブスクのレクチャーを受ける |
休日は趣味に没頭する | 興味を持つ活動に没頭する |
ソーシャルサポート | 友人や家族との会話や支援を受ける |
日記 | ストレスを感じた出来事や解決策を考える、成功体験を書き残す |
アートセラピー | 絵を描いたり、音楽を演奏する |
ネガティブ発言をやめる | ポジティブな言葉を使用する |
休息をとる | 適切な休息と睡眠をとる |
心理療法 | 専門家とのセッションを通じて、ストレスや問題に向き合い解決策を見つける |
旅行 | 旅をして経験と知見を深める |
これらの対処法は、個人の性格に応じて手段が変わります。そのため、日常でどのような行動がメンタルケアにつながるかを分析することが重要です。
コーピングの効果を最大化するためには、ストレスの原因を認識し、適切なタイミングで適用することが必要です。
これがストレスへの対処法です。
ストレッサーへの対処が難しい場合は、コーピングから始めてみましょう。
3.生活習慣を改善する
生活習慣の改善は、U字ハゲの治療と合わせて行っておいて損はありません。
良い習慣の積み重ねは頭皮環境にプラスに働くからです。
以下に生活習慣の見直し例をまとめました。
現状の生活習慣が頭皮環境にマイナスなものがないかを把握し、改善するように努めましょう。
4.ヘアケアを見直す
日々のヘアケアを見直してみましょう。
以下の項目を行うだけでも、頭皮環境を整えることにつながります。
|
このようにヘアケアの要素は一つではありません。まずはできる範囲内で取り組み、徐々に悪いヘアケアを排除していきましょう。
U字ハゲにお悩みの方はクリニックに相談を!
U字ハゲは、M字ハゲとO字ハゲが併発して起きています。
生活習慣の乱れやストレスも関与しますが、おでこの周辺と頭頂部の薄毛は、5αリダクターゼII型によるAGAであることが少なくありません。
そのため、AGAの進行前に治療薬の処方を受けて治療を始めることが重要です。
放置するとU字ハゲが重症化するため、注意が必要です。
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U字ハゲに関するよくある質問【FAQ】
U字ハゲに関するよくある質問と回答を紹介します。
Q.U字ハゲは自毛植毛で改善できる?
改善できますが、U字ハゲは広範囲にわたるため、移植が必要な髪の本数が多くなります。
そのため、本数に応じて治療費が増加し、高額になる可能性があります。
Q.U字ハゲは増毛パウダーで隠せる?
U字ハゲのような広範囲の薄毛は、増毛パウダーでは隠すのが難しいです。
ペイントしたように見えやすく、あまりおすすめしません。