GLP-1(サクセンダ)

GLP-1ダイエット

ダイエット注射サクセンダ

GLP-1(ジーエルピーワン)とは

GLP-1のイメージ

「GLP-1」とは、「痩せホルモン」と呼ばれるホルモンです。「食欲抑制」「基礎代謝アップ」「脂肪の分解促進」など、さまざまなダイエット効果があり、アメリカなどでは、肥満治療薬として広く利用されています。

もともと体内に存在しているホルモンの一種で、GLP-1が多い人は痩せやすく、少ない人は痩せにくい体質になってしまいます。
そのため、GLP-1を増やすことが、痩せることへの近道なのです。

GLP-1を1日1回投与するだけで、運動や食事制限などのストレスなく、健康的に痩せ、リバウンドしにくい体質に導いてくれます。
これまでダイエットに挫折してしまった方にこそ、おすすめのダイエット方法です。

※当クリニックで処方しているGLP-1(サクセンダ/一般名:リラグルチド)は、海外のノボ・ノルディスクファーマ社から輸入している国内未承認の医薬品薬となります。
アメリカのFDA(米国食品医薬局)、EUのEMA(ヨーロッパ医薬品許可当局)などでは肥満治療薬として承認されている安全性の高い医薬品です。

GLP-1ダイエットを
おすすめする6つの理由

①健康的に痩せる

健康的に痩せる 極端な食事制限、激しい運動など、一発逆転狙いの過酷なダイエットや、油・炭水化物など、脂肪を増やすイメージの食材を抜くダイエットは、体に必要不可欠な栄養素が不足してしまいます。
栄養素が不足すると、肌荒れだけでなく、体の健康美を損なう可能性があります。
また、美容クリニックやエステなどで行われる脂肪吸引などもリスクと費用が高く、効果の乏しいものがほとんどです。

GLP-1(痩せるホルモン)ダイエットは、自然に食欲が落ちるため、食事を我慢する精神的ストレスからも解放され、過度な食事制限をせず、食事を楽しみながらダイエットができます。

また、血糖値が急激に上がると脂肪をため込みやすくなりますが、GLP-1は、インスリン分泌をコントロールし、食後胃の中の食物をゆっくり消化させます。そのため、血糖が急上昇しにくく、体脂肪がつきにくくなり、健康的に痩せることが可能なのです。

②リバウンドしづらい体質に変わる

GLP-1は、誰もが体内にもっている生理的なホルモンです。GLP-1が多い人は、消化・吸収が穏やかなので、少量の食事でしっかりと満足することができます。
しかし、GLP-1が少ない人は、胃腸での消化・吸収が早いため、たくさん食べてもすぐに空腹感を感じやすくなり、ついつい食べすぎて太ってしまうのです。

GLP-1を体内に増やすことで自然に食欲を抑えることができ、少量の食事で満足するようになるため、無理なく減量することができます。

自宅で完結

③自宅で完結

自宅で完結GLP-1は、自宅で痩せるホルモンを摂取するだけで済みます。毎回クリニックに行く必要もないため、仕事や日常生活の妨げにならず、誰でも簡単に取り組むことができます。

④運動の必要なし

GLP-1は、一日一回摂取するだけで脂肪の分解を促進し、熱産生も高めてエネルギー消費を促します。そのため、ハードな運動や無理な食事制限をすることなく、いつも通りの生活をしながら体重を減らすことができます。

健康のために適度な運動は推奨していますが、ダイエット目的でのハードなトレーニングは、関節を痛めたり、腰を痛めたりと健康を害す恐れがあります。また、時間と場所の確保が必要になるため、仕事やプライベートに影響してしまいます。
しかも、運動による消費エネルギーは意外に低いにもかかわらず、運動の後に通常以上の量を食べてしまい、かえって体重が増えることもあります。GLP-1ダイエットは、運動が苦手な方にこそおすすめのダイエット方法なのです。

⑤アメリカ、ヨーロッパなどで注目の治療法

アメリカ、ヨーロッパなどで注目の治療法GLP-1は、効果と安全性の高さから、肥満大国であるアメリカのFDA(食品医薬品局)では2014年12月、韓国の食品医薬品安全処やヨーロッパ28ヶ国などの国々で2015年3月から、肥満治療薬として承認されてる医療ダイエットです。

日本でも2010年よりの治療薬として厚生労働省で認可され、臨床で使われています。ただし、日本では肥満治療薬としての承認がないため、自由診療(保険適用外)での処方となっています。

アメリカ、ヨーロッパなどで注目の治療法

⑥高い安全性

GLP-1は、人間の腸で作られている生理的なホルモンですので、合成化学薬品のような副作用の心配がありません。治療初期に便秘・吐き気や頭痛を感じることがありますが、効きすぎによる症状なので、ほとんどの場合、治療を続けていくうちに症状は治まります。
もしくは、分量を調節し、徐々に体に慣れさせていく方法などもありますので、診察、または検診の際にご相談ください。

また、サノレックスなどのほかのダイエット薬は、依存症になってしまうことや、耐性ができてしまい、使用期間が長くなると薬が効きにくくなるというデメリットがありました。GLP-1ダイエットに利用する「サクセンダ」は、依存性はなく、耐性もほとんどおきないとされています。ダイエット薬の中でも、長期間、安心して利用できる薬剤です。

こんな方におすすめ

  • ジョギング・ウォーキング・ジムでの
    トレーニングが苦手
  • ダイエットしたいけど、食事制限はしたくない
  • ダイエットに成功してもリバウンドしてしまう
  • 空腹感を感じることが多く、
    つい食べ過ぎて太ってしまう
  • 仕事が忙しくて運動している時間がない
  • ダイエットに何度も失敗してきた
  • 出産後体重が戻らない
  • パーソナルジムやエステは
    費用が高くて続けられない
  • 親族も太っているので、遺伝だと諦めている

ダイエットモニター様急募!

当クリニックでは、モニター様を募集しています。
お顔やお名前を出す必要はございません。
詳しくは、無料カウンセリングよりご予約ください。

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当クリニックのGLP-1の特徴

安心の価格設定

業界最安値 月々¥2,440~

一般的なエステなどは、施術以外にも、臨床試験でエビデンスのないサプリメントやお茶などに費用がかかってしまうことがあり、高額な費用になってしまいがちです。

当クリニックでは、そういったものをおすすめせず、診療ガイドラインに沿った正しい治療を行っています。

価格面で不安になってしまっている方は、ぜひご相談ください。

ダイエットの治療費用はこちら

業界最安値 月々¥2,440~

あなたに合った治療をご提案

あなたに合った治療をご提案いたします

ダイエットに悩む理由は、人それぞれです。そのため、治療方法もその方によって異なります。
当クリニックでは、専門の医師が診察し、患者様一人ひとりの体質やライフスタイルに合わせた最適な治療をご提案いたします。

ダイエットの治療実績が豊富な医師だからこそ、患者様に寄り添って、一緒にお悩みを解決することが可能です。

また、来院不要のオンライン診療も行っています。
お時間がない方や遠方の方も、お気軽にご相談ください。

痩身治療一覧

あなたに合った治療をご提案いたします

サービス比較表

サポート
エステ 大手
パーソナルジム
B&H
店舗に行って施術を受けるのみなので、それ以外のサポートはなし。 ジムでのトレーニングのみだと、痩せるのが難しく、食事制限まで誘導するパーソナルジムが多い。 GLP-1ダイエットをしながら、サプリメントで栄養価もサポート。
どれくらい努力が必要?
エステ 大手
パーソナルジム
B&H
そこまで
必要ない
かなり
必要
全く
必要ない
痩せられる?
エステ 大手
パーソナルジム
B&H
痩せることは難しく、食事制限を指導される事例が後を絶たない。また、金銭的にも高額。 運動と食事制限、あなたの努力次第で痩せられるが、心身ともに大きなストレスがかかる可能性が高い。 GLP-1ダイエットでは、基本的に毎日GLP-1を摂取するだけ。
それだけで空腹が減り、少しの食事量で満足できます。そのほかに新陳代謝をあげたり脂肪燃焼させたりする効果もあり、無理なくダイエットを続けられる。

GLP-1のダイエット(体重減少)効果

GLP-1の主なダイエット効果は、以下のとおりです。

  • 食欲を抑制する
  • 基礎代謝を上げる
  • 脂肪を分解させやすくする

GLP-1は、「グルカゴン様ペプチド-1」の略で、小腸から分泌され、血糖値を下げる効果があります。血糖値が急上昇する人は、糖が細胞に送られやすい状態になっていると考えられ、脂肪を蓄えやすい体質になってしまっています。体内にGLP-1が多く分泌されるようになると、インスリンが分泌されやすくなり、血糖値が下がることで、糖が脂肪化するのを防止します。

また、食欲を抑制する作用もあるため、満腹感を早く得られます。そのため、過食の防止につながるのです。
それ以外にも、基礎代謝をあげることで脂肪の分解を促進するはたらきがあることから、すでについてしまった脂肪や、落ちにくい内臓脂肪にも効果があります。

臨床試験でも承認済み

B&Hメディカルクリニックでは、GLP-1ダイエットに、「サクセンダ(Saxenda)」というヒトGLP-1アナログ製剤を利用します。
サクセンダの成分「リラグルチド」の体重減少効果は、臨床試験でも認められています。

日本人の2型糖尿病患者179名を対象に、リラグルチド1.2mg、または1.8mgを投与し、26週間経過をみた試験では、それぞれ2.86kgの体重減少が認められています。
また、アメリカで肥満者に20週間以上投与した臨床研究のメタ解析では、体重が非糖尿病群で3.2kg、糖尿病群で2.8kg減少し、さらに血圧、総コレステロール、HbA1cも低下したという結果になっています。

口コミや体験談でも評判がよく、女性はもちろん、男性にも人気です。

たしかなダイエット効果を得たい方、 ダイエットに失敗したくない方にこそ、エビデンスが認められている医療ダイエットのGLP-1ダイエットがおすすめです。


参照:日本糖尿病学会誌第60巻第9号「3.GLP-1受容体作動薬の体重減少効果」

医師によるサクセンダ解説動画

サクセンダ(注射)の使い方

サクセンダは、基本的には、毎日同じ時間に投与します。医師の指示に従って、腹部・大腿部・上腕部に注入してください。
1日に1回0.6mgから開始し、食欲低下が見られず、体調に問題なければ、15日目以降1回の投与量を1.2mgに増やします。
投与量を変更する際は、必ず最低7日は同じ量を投与し、適応期間をもうけてください。最大3.0mgまで増やせますが、1.2mgより投与量を増やす場合は、医師の診察が必要です。

投与を忘れて投与の時間がずれた場合は、次回よりその時間で投与してください。3日間打ち忘れてしまうと、体内の薬剤が完全に分解されてしまいます。再びはじめる際は、0.6mgからはじめてください。

なお、34G(ゲージ)という径が極細の針を使うため、痛みは一瞬だけ「チクリ」とする程度です。一般的な点滴注射や採血の針よりも細いため、内出血が起きることもほとんどありません。

医師によるサクセンダの打ち方解説動画

GLP-1(サクセンダ)の副作用

治療初期に副作用がおこることがありますが、続けていくうちに、ほとんどの症状はおさまります。
GLP-1で起こりうる副作用は、以下のとおりです。

【消化器症状】

  • 胃部不快感
  • 吐き気
  • 胃の張り
  • 頭痛
  • 便秘
  • 下痢

【注射部位反応】

  • 紅斑
  • 炎症
  • そう痒感
  • 腫脹
  • 発心
  • 内出血

副作用が強い場合や、なかなかおさまらない場合は、医師にご相談ください。

GLP-1ダイエットで痩せない原因と対処法

GLP-1ダイエットは、肥満治療薬として使われるほど効果の高いダイエットですが、なかには、効かないこともあるとされています。GLP-1ダイエットの効果が得られない主な原因と対処法を解説いたします。

食欲がもともと強くない

GLP-1は、食欲を抑制することで摂取カロリーを減らすことができるダイエット方法です。
そのため、普段から食欲や間食を我慢できない方は、食欲が抑制されることで食べる量が減り、自然と痩せられます。
つまり逆にいうと、もともと食欲が強くない方や、普段から食事制限をしっかりされている方は、それほどの変化は期待できないことになるのです。
そのため、GLP-1ダイエットの効果があまり期待できない可能性もありえるでしょう。

食事の摂取量がそれほど多くないのになかなか痩せられない方は、糖質の摂りすぎが原因であることも考えられます。
当クリニックでは、糖質の吸収を抑制する「Bタブ」もご提供しております。
毎日服用するだけですので、手間もありません。
糖質を抑制したい方は、Bタブもご検討ください。


>Bタブの詳細

ダイエット前と食事量が変わっていない

誤解される方が多いのですが、GLP-1は、食べても太らないというわけではありません。
食欲を抑制することにより、摂取カロリーが減ることで、自然に痩せるダイエット方法です。
そのため、せっかく食欲が減っても、それまでと同じように食べていては、痩せられないということになってしまいます。
GLP-1を利用すれば、それまでよりも少ない食事量で満腹を得られるようになり、自然に痩せていきますので、GLP-1ダイエット中に、食事量をコントロールする習慣を身につけるようにしましょう。

個人輸入で偽物を購入した

GLP-1は、日本では医師の処方がなければ入手できませんが、個人輸入代行業者などを利用すれば、通販で購入することも可能です。
一見便利な方法ですが、個人輸入代行で流通しているGLP-1は、偽物が含まれている可能性もあります。
偽物を購入してしまった場合、効果がないだけでなく、体になんらかの悪影響を及ぼす危険もあるため、注意が必要です。
詳しくは後述しますが、個人輸入代行を利用する購入は、厚生労働省からも注意喚起されています。
安いからと安易に利用せず、自分の身を守るためにも、信頼できるクリニックから購入するようにしましょう。

利用期間が短い

GLP-1は、痩せはじめたからといって中断してしまうと、リバウンドしてしまう可能性があります。
早ければ2週間程度で体重は減少しますが、そこで一時的に痩せられたとしても、少ない食事に慣れていないため、食欲が戻ってしまい、体重もリバウンドしてしまいます。
GLP-1ダイエットは、痩せることよりも、「今までよりも少ない食事量に慣れる」ことが大切だと考えましょう。
新しい食習慣に慣れるには、1ヶ月程度では期間が短く、一般的に、3~5ヶ月程度必要です。
そのため、食事量に慣れるまでの3~6ヶ月程度は、GLP-1ダイエットを続けるようにしましょう。

サクセンダの注意点

  • 低血糖があらわれることがあるので、使用後の運転や高所での作業にはご注意ください。
  • 使用後の針は、医療廃棄物です。家庭ゴミとして捨てず、不要な空のペットボトルに入れ、当クリニックにお持ちください。
  • カートリッジと針はご本人のみ使用し、ほかの人との共有は決してしないでください。
  • 本剤に表示してある使用期限を過ぎたものは、使用しないてください。
  • 保管するときは針を外し、冷蔵庫で保管してください。

サクセンダの個人輸入は危険

医薬品の個人輸入は、厚生労働省からも注意喚起されています。

  • 国内で正規に流通している医薬品は、品質、有効性及び安全性の確認がなされているが、個人輸入される外国製品には保証がない
  • 不衛生な場所や方法で製造された可能性がある
  • 虚偽、または誇大な効能・効果、安全性などを標ぼうして販売している場合がある
  • 偽造品で、効果がないだけでなく、有害物質が含まれている可能性がある
  • 自己判断で使用して副作用や不具合などが起きても、適切な対処が困難なおそれがある

以上のようなリスクがあるため、医薬品は医師に処方してもらうようにしましょう。


参照:厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」

サクセンダを利用できない方

サクセンダを利用できない方

サクセンダは、以下の方は利用できないため、注意しましょう。

  • 糖尿病、膵炎、胆石症、胆嚢炎、肝機能障害、重度の腎機能障害のある方
  • 本剤の成分に対してアレルギーの既往歴がある方
  • 妊婦・授乳中の女性
  • 腸閉塞の既往のある方、大きな腹部手術の既往のある方
  • 甲状腺疾患の方
  • 18歳未満、または、70歳以上の方
  • 内分泌疾患やステロイドなどの薬剤による肥満の方

上記以外でも、持病や服用薬がある方は、事前に医師にご相談ください。

サクセンダと「ビクトーザ」の違い

サクセンダは、「GLP-1受容体作動薬」に分類されます。GLP-1受容体作動薬には、サクセンダのほかにも、

  • ビクトーザ
  • バイエッタ
  • リキスミア
  • ビデュリオン
  • トルリシティ
  • オゼンピック

などがあります。そのなかでも「ビクトーザ」は、配合されている成分がサクセンダと同じ「リラグルチド」であるため、比較されることが多くある薬です。

サクセンダとビクトーザの違いは、1回あたりの投与量です。サクセンダは1回あたり、3.0mgまで投与可能ですが、ビクトーザは0.9mgまでです。1日の最大投与量は3.0mgのため、ビクトーザの場合は、1.0mg以上投与したい場合は、2回注入しなくてはなりません。

サクセンダなら1回の注入で済むため、2度打ちする手間を省くことができるです。

GLP-1ダイエットとインスリン注射との違い

GLP-1ダイエットとインスリン注射は非常によく似ているため、混同されることが多いのですが、実は大きく異なります。

糖尿病の方は、血糖値を下げるインスリンホルモンが不足しています。そのため、直接インスリンを摂取する必要があります。

一方、GLP-1はGLP-1はインスリンの分泌を促すホルモンの一種で、直接インスリンに作用するわけではありません。ただし、インスリンにはない血糖値や摂取カロリーをコントロールするはたらきがあるため、よりダイエットに適しているといえます。さらに、インスリンとは異なり、低血糖を起こしにくいというメリットもあります。

GLP-1(サクセンダ)に関するよくある質問

リバウンドはしませんか?

健康的に痩せる GLP-1は、一般的なダイエットよりもリバウンドしにくいとされています。
ですがもちろん、リバウンドする方がゼロというわけではありません。
GLP-1ダイエットがリバウンドする理由として挙げられるのが、「GLP-1の利用をやめた後に、以前の食欲に戻ってしまう」ことです。
GLP-1ダイエットをすることで食欲は抑えられますが、投与を中止すると、ダイエット前の状態に戻ってしまう可能性があります。
それを防ぐためには、GLP-1ダイエットをしている間に、今までより少ない食事量で満足できる食生活に慣れる必要があります。

ですが、新しい食生活に慣れるには、1、2ヶ月では難しい方がほとんどです。
食欲中枢に対するフィードバックがもとに戻るとされているのは、3~5ヶ月以上とされています。
食事量に慣れる前にGLP-1ダイエットを終了してしまうと、リバウンドする確率が高くなってしまいます。
そのため、今までより少ない食事量に慣れるまでの期間は、GLP-1ダイエットを続けることが望ましいとされています。

食事量に慣れてしまえば、GLP-1ダイエットを終了した後も、少ない食事量でもストレスを感じにくく、食べすぎてリバウンドしてしまうことはほとんどありません。
個人差はありますが、リバウンドしないためにも、GLP-1ダイエットは3~6ヶ月程度は継続されるのがおすすめです。

ダイエット効果はいつからでますか?

GLP-1ダイエットの効果がいつからでるかは個人差もありますが、多くの方は、2週間~1ヶ月程度から効果を実感されています。
効果があらわれにくい場合は、投与量を増やすことも可能ですので、医師にご相談ください。

効果が持続する時間はどれくらいですか?

1回の注射で得られる効果の持続時間は、24時間です。血液中の薬剤の濃度を一定に保つためにも、毎日同じ時間に打つと効果的です。

投与量はどれくらいですか?

最初は、1日に1回0.6mから投与してください。
体調に問題がなく、食欲の低下などもなければ、15日目以降に1回の投与量を1.2mgに増やします。

なお、すぐに投与量を変更することは避けてください。
変更する場合は、必ず最低7日は同じ量を投与し、適応期間をもうけましょう。
最大投与量は3.0mgまでですが、1.2mg以上に増やす場合は、医師の診察が必要です。

打つ場所はどこがいいですか?

腹部・大腿部・上腕部に注入してください。
筋肉や静脈には打たないようにしましょう。

なお、サクセンダは、食欲抑制注射ですので、打った場所が痩せるというわけではありません。
どこへ打っても効果は変わらないため、腹部・大腿部・上腕部のどこかであれば、ご自身で注射をしやすい場所に打っていただいて構いません。

打つ時間は決まっていますか?

食事の影響はないため、ご自身で打ちやすい時間で構いません。
ただし、効果を得るために、できるだけ毎日同じ時間に打つようにしましょう。

打ち忘れたらどうしたらいいですか?

投与する時間から12時間未満の場合は、気づいたときにすぐに注射してください。
12時間以上すぎている場合は1回スキップし、次の予定時間に打つようにしましょう。
ただし、3日以上打ち忘れた場合は、0.6mgから投与するようにしてください。

0.6mgで痩せますか?

サクセンダは、なかには0.6mgで痩せる方もいらっしゃいますが、ほとんどの方は、それ以上の投与量が必要になります。
ただし、最初から多く投与すると、副作用が強くでてしまう可能性もあるため、まずは0.6mgから投与し、効果が実感できず、副作用にも慣れてきたら、段階を踏んで投与量を増やすようにしましょう。

生理中に利用してもいいですか?

生理中(月経時)でも、問題なくご利用いただけます。
万が一異常を感じた場合は、医師にご相談ください。

保管方法は決まっていますか?

サクセンダの保管方法サクセンダは、針を外して、冷蔵庫で保管してください。
なお、冷凍すると使用できなくなってしまうため、凍らせないようにご注意ください。
また、使用済みの針は、当クリニックにて医療廃棄物として廃棄します。
空のペットボトルやタッパーに保管し、当クリニックまでお持ちください。
一般ゴミとしては廃棄されないように、お気をつけください。

健康保険は適用されますか?

自由診療のため、保険適用外となります。
ただし、各種クレジットカードや、メディカルクレジット(分割払い)もご利用いただけます。詳しくは、スタッフにお問い合わせください。

採血(血液検査)は必要ですか?

当クリニックでは、患者様に安全にご利用いただくためにも、基本的には血液検査をさせていただいております。
検査結果によっては、治療ができない場合もございます。

治療中、お酒(アルコール)を飲んでもいいですか?

お酒を飲むことは禁止されていませんが、飲みすぎには気をつけましょう。
すい臓に負担をかけてしまうため、インスリン分泌に悪影響を与えてしまいます
そうなると、GLP-1ダイエットの効果が半減してしまう可能性があるのです。
また、食事量が減った状態でお酒を飲みすぎてしまうと、低血糖を起こす危険があります。

GLP-1ダイエットに限らず、ダイエット中はお酒を控えることが望ましいですが、過度な我慢も、ストレスになってしまいます。
お酒を飲みたい場合は、以下の点を心がけましょう。

  • 2杯までに抑える
  • 空腹時は飲まない
  • 糖質が少ないお酒にする
  • 水を飲みながらお酒を飲む
  • おつまみは揚げ物や味付けが濃いものは避ける

GLP-1とインスリンは併用できますか?

糖尿病治療などの場合、GLP-1とインスリンを併用すると、血糖変動を小さくすることが期待できるとされています。
ただし、ダイエット目的として利用する場合は、副作用が強くでてしまう可能性などがあります。 併用を検討されている方は、事前に医師にご相談ください。

内服薬(リベルサスなど)との違いはなんですか?

GLP-1を成分とするものに、注射以外に、経口薬「リベルサス」があります。
サクセンダと作用機序は同様ですが、効果はサクセンダのほうが強いとされています。

注射よりも飲み薬のほうが手軽に利用できるのはメリットですが、消化の過程において、お薬が体内に100%取り込まれることは困難です。
注射のサクセンダであれば、血管に直接取り込むため、成分が100%吸収されます。
ダイエット効果の高さを求めている方には、サクセンダがオススメです。

本当に痩せたいなら、正しい医療の選択を

認知度はまだ低いですが、GLP-1を取り扱うクリニックは増えつつあります。しかし、患者様の状態を簡易的に診断し、誰にでも同じ治療薬を処方して終了するクリニックが後を絶ちません。
つまり、結果の出ない治療を続けている方が多いのが実情です。

当クリニックは、治療薬をお渡しすることではなく、患者様が痩せることが目的です。
だからこそ、患者様に月一回お越しいただき、医師が対面でしっかりとお話を伺いしています。最適な治療を提案し、患者様の目標達成に向けて、全力でサポートすることが当クリニックの使命です。