AGA(男性型脱毛症)とは
AGAとは、「Androgenetic alopecia」の略語で、男性型脱毛症のことを指します。 主に成人男性によく見られる薄毛の状態です。
20代、30代でも罹患する場合があり、近年では成人男性の3人に1人が、この状態にあります。
AGAは、男性ホルモン、遺伝、ストレス、喫煙、寝不足、運動不足、食生活の偏りなど、環境要因などが重なり生じる、進行性の病気です。
AGAのタイプ(症状)別進行パターン
ひとくちにAGAといっても、症状やタイプによって、進行パターンが異なります。まずはご自分がどのパターンに当てはまるのか、確認しておきましょう。
M字型・O字型・U字型
もっともわかりやすい分類が、「M字型」「O字型」「U字型」による分類です。
<M字型>
おでこの剃りこみの部分から薄くなっていくタイプです。自分で気づきやすいことが多いタイプで、主な原因は、男性ホルモンだとされています。
<O字型>
頭頂部から薄くなっていくタイプです。鏡では見えないため、自分で気づきにくい点が厄介です。
<U字型>
おでこ全体が薄くなったため、U字に見えるタイプです。U字型はO字型を併発することが多いため、症状が悪化しやすい傾向にあります。もっとも気をつけなければいけないタイプといえるでしょう。
ハミルトン・ノーウッド分類
M字型・O字型・U字型をさらに細かく分類したのが、「ハミルトン・ノーウッド(Hamilton-Norwood)分類」です。
ハミルトン・ノーウッド分類は、以下の7種類に分類されます。
I型:額の生え際から薄くなり、M字型に後退しはじめている。
II型:I型が進行し、M字型の切れ込みが深くなっている。
III型:II型からさらに進行し、M字型の切れ込みがさらに深くなり、前頭部も薄くなる。
IV型:III型より生え際が後退し、頭頂部にO字型の薄毛が現れる。
V型:IV型がさらに進行。生え際が頭頂部に迫り、O字型の薄毛の広範囲になる。
VI型:M字に後退した生え際とO字型の薄毛がつながり、側頭部と後頭部に発毛が残る。
VII型:VI型がさらに進行。側頭部も薄くなり、後頭部も頭頂部に近い部分は発毛がない。
ただし、こちらは欧米人を対象とした分類のため、日本人には適していない部分もあります。そのため、皮膚科医の高島巌医師が、ハミルトン・ノーウッド分類を日本人の脱毛パターンに則した「高島分類」を作成しました。
高島分類は、頭頂部が薄くなる「II vertex」と「III型 vertex」を加えた分類です。
欧米人は、一般的に前頭部から脱毛するケースが多く見られます。それに対し、日本人などのアジア人は、前頭部よりも頭頂部がO型に脱毛していくことが多いとされています。そのため現在日本では、高島分類が広く利用されています。
!薄毛は進行性の病気です。
ヘアサイクルが終わりを迎えると、どんな治療をしても毛髪を再生させることはできません
だからこそ早めの対処が必要です。
20代~30代の場合は毛根の寿命がまだ残っていることがほとんどですが、
毛根が死んでしまってからでは手遅れです。
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AGA(男性型脱毛症)の原因
AGAは、さまざまな原因が絡み合って生じる病気です。主な原因として挙げられるのが、男性ホルモンの影響、遺伝的要因(生まれもったもの)、環境要因(生活習慣や嗜好品など)の3つです。
男性ホルモン
もっとも多い原因とされているのが、男性ホルモンの影響です。男性ホルモンは、体毛やひげの成長を促す作用がありますが、一方で、頭髪の抜け毛を促す作用ももちあわせています。
毛包が男性ホルモンの影響を受けると、前頭部から頭頂部にかけて、頭髪が抜けやすくなってしまいます。この作用は、男性ホルモンの一種である「テストステロン」が関係します。体内の還元酵素「5αリダクターゼ」と結合することで生成されるテストステロンの活性体「ジヒドロテストステロン(DHT)」が作用することで、髪の毛の成長を阻害する脱毛因子がつくられます。
この影響でヘアサイクルの成長期が短縮され、髪の毛が正常に成長しなくなり、薄毛になっていってしまいます。
遺伝的要因
遺伝的要因としては、両親や祖父母から受け継いだいくつかの遺伝子がAGAに関与していると報告されています。
男性ホルモン受容体にかかわる遺伝子を検査することで、AGAになる確率や薬の効きやすさを調べることができます。
環境要因
環境要因としては、頭皮や毛根への血行や栄養を妨げるような要因が挙げられます。
ストレスや喫煙は頭皮への血行を悪くします。また、悪玉コレステロールが増えるような高脂血症は毛細血管への血流が悪くなり、毛髪の血行不全を招きます。
偏食や過剰な飲酒習慣がある方は、髪の毛の成長に必要な栄養分が足りなかったり、肝臓の機能が悪く、必要な栄養分を作り出せなかったりすることで、発毛の妨げになります。
毛周期
ヘアサイクル(毛周期)には「成長期」「退行期」「休止期」があり、通常は2~6年の周期で繰り返します。しかし、AGA・FAGA(女性の薄毛)でヘアサイクルが乱れることで「成長期」に髪が十分に成長しないまま「退行期」「休止期」を迎え、数ヶ月~1年程度で周期が終わります。
実は、髪の元となる毛根には寿命があり、ひとつのヘアサイクルは15回程度とされています。そのためAGA・女性型AGAを発症すると、ヘアサイクルが早く繰り返されるので、毛根が早く寿命を迎えてしまいます。
AGAの治療方法
AGAは生活習慣が関わっていることも多いため、規則正しい生活にすれば、AGAが改善するケースもあります。ですが、忙しい現代社会では、生活習慣の改善が難しい方も多いかもしれません。また、改善しても高い効果が得られるわけではなく、脱毛予防にとどまることがほとんどです。
ある程度進行しているAGAの方は、メソセラピーや投薬など、医療機関で治療を受けるのがおすすめ
です。
投薬治療
B&Hメディカルクリニックでは、独自の研究に基づいたオリジナル薄毛治療薬「Hシリーズ」をご用意しています。
フィナステリドやミノキシジルなどを主成分としており、多くの方に効果を実感いただいています。外用薬(塗り薬)と内服薬(飲み薬)がございますので、症状やお好みに合わせてお使いいただけます。
さらに当院のHシリーズは、より効果的な発毛・育毛を実感できる「Hタブ+α」や、副作用による身体への負担を最小限に抑えた「Hタブ ナチュラル」など、様々なご要望にお応えできるよう豊富なメニューを取り揃えています。
メソセラピー
当院のメソセラピーは、発毛に有効なカクテルを手打ちで注入する「Dr.GROW メソ」と、痛くないオリジナルノーニードル導入法による「Dr.GROW メンテ」の2種類からお選びいただけます。驚異の発毛力を実現する「HAIR REPAIR(幹細胞)カクテル」や医療技術を駆使した「エクソソームカクテル」など、患者様の症状やご要望に合わせた、当院独自の発毛カクテルもご用意しております。
植毛
投薬治療や注入治療で効果が得られない場合、髪の毛や髪の毛の代替品を植え付ける「植毛」を行います。
植毛は、広範囲に及ぶ場合はとくに治療費が高額になり、合併症などを引き起こすリスクもあります。
サプリメント
現在は通販などでも、多数のサプリメントが販売されています。ですが、サプリメントはあくまでも「食品」に分類され、毛髪にいいとされる成分を補ったり、頭皮の血行をよくしたりするものにすぎません。育毛の直接的な効果は期待できないのです。
ただし、育毛に必要な成分を摂取する補助的な役割として、医薬品と併用して利用することで、早く育毛効果を実感できることもあります。サプリメントを選ぶ際は、配合されている成分が重要です。
当院オリジナルの
「HGPタブレット」は、卵黄タンパク由来成分を凝縮し、薄毛の原因のひとつといわれる毛母細胞・毛乳頭に直接はたらきかけ、健康な髪の毛が生えてくるようにサポートします。
育毛シャンプー・育毛剤
育毛シャンプーや育毛剤なども多く販売されています。しかし、これらのほとんどは「医薬部外品」に該当しますので、クリニックや病院で処方される医薬品とは異なり、医学的に効果が認められているわけではありません。
ほとんどが頭皮の状態を健康に保つという程度の効果に留まります。過度の期待は禁物といえるでしょう。
当院での治療症例男性
B&Hメディカルクリニックに通い、それぞれの症状に適した治療を無理なく続け、発毛を実感した方々を紹介いたします。
※効果には個人差があります。※税込・モニター価格の治療費用です。
CASE1
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- 薬治療期間
- 12ヶ月
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- 治療費用
- ¥44,880/ 月
(税込・モニター価格)
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- 施術
- 6回
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- 治療方法
- ヘアプレミアムセット
Dr.GROW メソ2cc6回
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- リスク・副作用
- まれに血圧低下、むくみ、皮膚の軽度の痛み、出血が起こることがございます。
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- 性別
- 男性
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- 薬治療期間
- 12ヶ月
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- 施術
- 6回
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- 治療費用
- ¥44,880/ 月
(税込・モニター価格)
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- 治療方法
- ヘアプレミアムセット
Dr.GROW メソ2cc6回
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- リスク・副作用
- まれに血圧低下、むくみ、皮膚の軽度の痛み、出血が起こることがございます。
CASE2
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- 薬治療期間
- 12ヶ月
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- 治療費用
- ¥44,880/ 月
(税込・モニター価格)
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- 施術
- 6回
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- 治療方法
- ヘアプレミアムセット
Dr.GROW メソ2cc6回
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- リスク・副作用
- まれに血圧低下、むくみ、皮膚の軽度の痛み、出血が起こることがございます。
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- 性別
- 男性
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- 薬治療期間
- 12ヶ月
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- 施術
- 6回
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- 治療費用
- ¥44,880/ 月
(税込・モニター価格)
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- 治療方法
- ヘアプレミアムセット
Dr.GROW メソ2cc6回
-
- リスク・副作用
- まれに血圧低下、むくみ、皮膚の軽度の痛み、出血が起こることがございます。
AGAに関するよくある質問
AGAの前兆はどんなものがありますか?
抜け毛の増加や、
生え際の後退などが挙げられます。
AGAの前兆としては、以下のようなものが挙げられます。
- 抜け毛の増加
- 生え際の後退
- 頭頂部が薄くなる
- 髪が細くなる
- フケの増加
- 頭皮のかゆみや赤み
- 髪のハリやコシがなくなる
AGAは進行性の病気ですので、前兆がみられるのに放置してしまうと、悪化の一途をたどってしまいます。
当てはまる前兆が多いほど、早めに対処して、AGAの悪化を食い止めることが大切です。
AGAは自分で治すことはできますか?
原因によってはできることもありますが、
多くの場合は難しいとされています。
AGAにはさまざまな原因が考えられるため、生活習慣や髪のケアの仕方などが主な原因である場合は、これらを改善することで、治る可能性もないわけではりません。
しかし、男性ホルモンや遺伝などが原因である場合は、自分で治すのは難しく、医薬品などで治療する必要があります。
自分で治そうと頑張ってみてもなかなか効果にあらわれず、その間にもAGAは悪化してしまいます。
まずは、クリニックなどにご相談されることをおすすめします。
AGAは何歳からなりますか?
年齢は関係なく、
10代、20代で発症する方も増えています。
AGAは、男性ホルモンや遺伝が関係することがほとんどであるため、年齢関係なく発症します。
近年はストレスなどの原因もからまり、若いうちから症状があわられる方も増えています。
「まだ若いから大丈夫だろう」と、油断しないようにしましょう。
AGAの治療は何歳からはじめるべきですか?
時間が経つほど時間も費用もかかってしまうため
早めの治療がおすすめです。
AGA治療は、早期治療が大切になります。
症状が悪化してしまうほど治療に時間もかかり、費用も増えてしまいます。
AGAは症状が少しずつ進行するため、ご自分ではなかなか気づきにくいかもしれませんが、進行性の疾患であるため、放置していても症状は改善しません。
また、発症してから5年以上経つと、治療はほぼ不可能になるといわれています。
AGAの前兆が見られる場合は、早めに治療を開始しましょう。